ミナミが落ち込んでた。

“商品を持っただけ”では、売れん。
その現実にぶち当たってた。

売れる人って、なんで売れるんやろ？

スキルが高い？
見た目がいい？
SNSフォロワーが多い？

──ちゃうねん。

“言葉”の説得力があるかどうか。

これが、決定的な差やった。

この広告が売れてる時って、

読者が「自分のことや」と思った時やって気づいた。

商品じゃなく、物語を売ってた。

ミナミ、お前の文章って、
「誰かのため」になってるか？

売れる文章って、
自分じゃなく「誰かの人生」に届く文章や。

それに気づいたミナミは、

言葉の矛先を“自分”から“相手”へ向けだした。

ただ商品並べるだけやなく、

「どんな想いで売ってるか」まで伝えられるようになった。

それが“ミナミのサイト”に変化を起こした。